よくあるご質問
Question
散骨は違法になるの?
散骨は違法になりません。厚生労働省から発表された散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)では、遺骨を粉骨すること、周辺環境に配慮する事や安全で快適な散骨事業が行われる事などが求められています。また、宮城県にある松島町では「何人も、みだりに焼骨を散布してはならない…」と散骨を禁止する条例が制定されています。他にも、人を乗船させて散骨を行う場合は損害賠償保険契約や、不定期航路の届け出を国土交通省に申請・認可を取得しなければなりません。
当法人は宮城県庁、国土交通省東北運輸局、漁協組合といった各管轄所に手続きや散布エリアについて事前に確認を済ませ、これらのルールに反しないように施行をしておりますので、どうぞご安心くださいませ。
Question
船酔いが心配な人はどうすればいいか?
前日はしっかり睡眠をとり、当日は軽めの食事をとり、乗船30分程前に酔い止めを飲まれることをおすすめします。
Question
服装は何を着ていけばよいか?
平服でお願いします。船上は揺れますので安定感のある靴をおすすめします。港には一般の人もいるので、喪服はお控えくださいませ。
Question
天候不良の場合は?
波や風の状況が悪くなることが予想される際は欠航、後日に延期とさせていただく場合がございます。
当日朝に安全最優先で中止させて頂く場合もあります。
予めご了承くださいませ。
その場合の後日延期代は無料です。
Question
キャンセルの場合は?
お客様都合の場合、前日及び当日は50%、2日前までは40%のご請求となります。
Question
前日や当日に近くで泊まれる宿はある?
はい、周辺は観光地でもありますので、お宿もさまざまございます。遠方からのご家族ご親族様も安心してお泊りいただけます。海を眺めながら、故人様をお偲びくださいませ。
よろしければ、お宿一覧(松島観光協会様HP)もご覧ください↓
Question
お墓じまいで海洋散骨を利用する人はいる?
はい、もちろんいらっしゃいます。
当法人では海洋散骨をされるお客様の約23%は、お墓じまいをされています。
つまり散骨のご依頼の5件に1件はお墓じまいをされた故人様ということになります。
Question
遺骨は全部散骨するのか?
すべてを散骨される方もいれば、一部をお手元に残されるかたもいらっしゃいます。
ご家族様のご意向によってどちらのケースもあります。
傾向として、ご家族様がいらっしゃる場合は、お手元に残されることが多いです。
反対に、身寄りのないかたの場合はすべてを散骨させていただくことがほとんどです。
当法人では散骨される方のうち約3割のかたがお骨をお手元に置かれます。
ちなみに、お手元に残す場合は、粉骨したお骨を手元供養の分骨壷に保管することが多いです。
Question
手元に置いた遺骨はその後どうすればよい?
もしもいつの日かお手元に置いた分骨の管理に困ることになった場合は、例えばですが、跡継ぎがいればその方に引き継いでいくことになります。
引き継げるご家族がいない状況であれば、今まで管理されていたご本人様が散骨されるときに一緒に散骨させていただくことも可能です。その時は、そのお骨はすでに粉骨された状態で分骨しているわけなので、再びパウダー加工する必要もありません。ですので、当法人を過去にご利用いただいたお客様においては、そのご分骨についての散骨費用は追加でいただくことなく散骨させていただいております。
Question
依頼は宮城県の人が多い?
お客様は宮城に所縁のある方が多いです。
依頼者様のお住いのエリアを分けてみると、仙台が半数以上、次に市外が20%、関東が15%、そのほかが数%といったところです。
Question
回忌法要の時期に合わせて散骨を希望する人もいる?
はい、いらっしゃいます。
散骨をなさるタイミングについてですが、当法人のお客様は宗教概念を持たないかたが多いです。それでも回忌法要などの区切りで散骨をされる方が多いです。
49日、百箇日、お盆やお彼岸、一周忌や三回忌、命日やお誕生日など、ご家族様のなにかしらの区切りや記念の日に行うなど、ご希望はさまざまです。
ちなみに、当法人のお客様の場合は「お亡くなりになられてから散骨をするまでの日数」が平均約400日です。ご葬儀をされてすぐ散骨、というよりは、ご葬儀をされて一年ほどご自宅に置かれたあとに散骨をお考えになる傾向があると感じます。
Question
うみとそらのカラー・特色は?
当法人のカラーとしては、葬祭供養のお手伝いだけにとどまらず、「誰もが安心して暮らせる人生を。」それをテーマの一つとして掲げています。
例えば、ご遺族同士が集まり語り合えるグリーフケアの集い、介護家族の集い、終活セミナー、空き家相談会、多世代が交流できる海岸清掃、一人暮らしの健康を応援する学生食堂、などなど、行政も民間の手もなかなか行き届きにくいところで必要としている人がいる分野において、情報提供や居場所づくりもささやかながら行っております。各イベントにおいてはまだまだこれからですが、それをみて関心をもってくれた人が少しでも増え「もしかしたら自分でもできるのではないか」そう思ってくれた人がなにかしら出来そうなことから始めることにつながれば嬉しいです。
Question
終活についてアドバイスがあれば…
海洋散骨はあくまでも弔いの選択肢のひとつにすぎないと思います。
ご自身の価値観にしっくりくる方法は何なのかを調べて考えることが大切です。そして、それを家族や周りの人たちと日ごろから話し合って共有しておくことがなにより大切だと思います。その過程で何か悩んだりしたときは私たちのことを思い出してみてください。「そもそも何から始めればよいか分からない」という方も勿論気軽に頼ってください。備えるべきことが少しづつ明確になるはずです。