この度は、代行散骨を実施しました。
レースカーテンのように日の光を纏って薄く広がる雲。その下を、静かに波をかき分けながら出航です。
右手には七ヶ浜、左手には浦戸諸島が。季節の変わり目の海。風光明媚な島々の中を沖へ、沖へと進みます。途中、鐘島、仁王島、水島を通り過ぎながら。景色を眺めていると散骨場所に到着です。
本日も穏やかなコンディション。揺れも優しく心地良いです。
御骨を納めた袋は一袋ずつゆっくりと海へ。故人様はそっと自然に溶けるように還ってゆかれます。色とりどりの生花も手向けさせていただきました。合掌。
餌と勘違いしたのか、鳥も様子をうかがっています。
大きな船が横切ると、その時ばかりは揺れも大きくなります。
海の果てへと敷かれた航跡は、いつもの情景にまた静かに戻ってゆくのでした。
皆さまこの度はご供養のほど大変お疲れ様でした。
故人様のご冥福をうみそら一同心よりお祈り申し上げます。
☎022-200-6315
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